現代社会学部では、参加者を募って学外からのゲストとともに学ぶ「アクティブ現社」を継続して開催しています。今年度「アクティブ現社2015」の第2回目として、5月8日(金)、「NPO法人ママの働き方応援隊」と協働して、「赤ちゃん先生」を実施しました。担当:清原桂子教授(現代社会学科)、江田英里香講師(社会防災学科)。 当日は、同法人の恵夕喜子理事長や助産師さんたちからのお話のあと、0歳から2歳の赤ちゃんとママ講師4組とともに、グループに分かれてワークショップ。 実際にマザーズバッグをもって赤ちゃんをだっこしてみたり(重い!!)、手遊びで一緒に遊んだりしながら、ママたちから出産や子育ての体験をおききし、赤ちゃんがいたら、今当たり前に過ごしている生活がどのように変化するか、また、どのような助けが必要かを考え、グループごとに発表しました。 参加した学生たちも、最初は緊張していましたが、あっというまに笑顔、笑顔、笑顔・・。 「赤ちゃんは、ものすごくかわいい。でも、かわいいだけじゃなく、思うようにならず、世話をすることの大変さも実感した。」 「こんなふうに育ててもらった親に感謝したいと思った。」 「仕事と子育てを両立できる職業や会社をみつけたい。」 (男子学生からは)「将来親になったら、育児を『手伝う』のではなく積極的に関わり、夫婦一緒に子育てしたい」などの感想がありました。 あちこちで、赤ちゃんを囲んで話の輪が広がり、赤ちゃんがまわりを笑顔にするだけでなく、人と人をつなぐすごい力を持っていること、赤ちゃんは「先生」だと実感。 「自分たちは赤ちゃん先生とふれあって、たくさんのことを得たが、赤ちゃんやお母さんたちにもいいことがあるのか?」という女子学生からの質問に対し、恵理事長からの「赤ちゃんもママたちも、皆さんとふれあうことで社会が広がる。」というお話が印象的でした。
2015
13May