- 著者
- 岡崎 宏樹 著
- 出版年月日
- 2024年2月29日
- ISBN
- 978-4-8140-0519-2
- 判型・ページ数
- A5・394ページ
- 定価
- 本体3,800円+税
- 出版社
- 京都大学学術出版会
戦後日本の社会学を牽引した作田啓一。彼は人間の非合理性/リアルを語り得る「もう一つの社会学」を求めた。バーチャルとの区別が失われた世界に必要なのは、生きている実感を深部で把握して分析しうる〈最深の理論〉である。文学から社会学は何を学びうるのか? 価値の生成、羞恥の連帯、溶解体験、〈リアル〉とは何か? エゴの相克と分断を超える契機はどこにあるのか?〈超近代〉の展望をひらく希望の思考。