現代社会の複雑な問題を多面的・総合的に理解し、「問題解決」の方法を模索する力を養います。
現代社会のさまざまな課題をどのように解決するか?決まった解決策はありません。そこで、まず基礎的教養として社会学、経済学、経営学、行政学などの「専門基礎科目」を学修します。そのうえで、両学科それぞれのテーマについて、多様な角度から問題をとらえ、科学的な方法を用いて分析し、試行錯誤しながら解決策を探求する方法を学びます。幅広い専門知識と豊かな探究心に基づき、実践的に行動する能力を養成します。
国際・防災都市「神戸」を学びのベースに、グローバルな社会へ視野を広げていきます。
学びのスタートは、阪神・淡路大震災を経験した国際都市「神戸」です。教室で授業を受けるだけでなく、街を歩き、人びととふれあい、現代社会に対する理解の基礎を培います。ときには、神戸から国内のさまざまな地域やグローバルな社会にも視野を広げ、現代社会のさまざまなリスクを見すえながら、社会貢献や国際協力のあり方を考えます。
地域に学ぶ課題解決型「アクティブラーニング」やボランティア、インターシップを重視しています。
実習では、企業、行政機関、NPO団体などを訪問し、実際の現場に学ぶ課題解決型のアクティブトレーニングを重視します。学生が自分の頭で考え、自ら行動し、課題解決に何が必要かを追求する学びです。また、ボランティア、インターンシップに積極的に取り組むことにより、行動力や主体性をみにつけます。
少人数制の「ゼミナール」を4年間履修することにより、学生と教員がコミュニケーションを深めながら、じっくりと専門的知識をスキルを育みます。
現代社会学部の教員一人あたりの学生数は10名前後。ゼミナールでは、学生と教員との双方向の学びあいや意見交換を通じて、密度の濃い関係性のなかで学ぶことができます。学生一人ひとりが自らの興味関心に基づいてテーマを選択し、それぞれに主体的に学びながら実践することになります。授業等で学んだ専門知識・・方法を活用し、自ら考え、判断し、表現できるようになることをめざします。