江田英里香ゼミ
神戸からSDGsの達成に向けて取り組みます!
SDGsは、地球規模の様々な課題に対して人類がこの地球で暮らし続けていくための2030年までに達成すべき目標です。江田ゼミでは、SDGsについて学び、「住み続けられるまちづくりを」の目標を神戸のNPOや企業などとともに取り組んでいます。
神戸市の山側でも海側でも「住み続けられるまちづくりを」
神戸市は山と海がある自然豊かな政令指定都市です。一方で、山側エリアでは農業の人手不足から手入れがされなくなった森林や耕作放棄地が増えていたり、人口の多い海側エリアでも地域の高齢化や多文化共生など街の課題も少なくありません。
2023年度の江田ゼミでは山側にあたる北区の課題と中央区ポートアイランド(海側)の課題にチャレンジする2チームに分かれて取り組みました。
【北区チーム】では、環境及び里山再生活動を行うNPO法人ピースアンドネイチャーとともに、耕作放棄地に大豆を無農薬で育て、大豆収穫から味噌づくりワークショップの実施を行いました。土ならしや畝づくり、炎天下の中での雑草との闘いなどを経て、無事に収穫できた大豆で味噌を作った経験は、学生にとっては貴重なものとなりました。
【中央区チーム】では、地域の小学生たちに地域の企業をより知ってもらうことを目的として「トライランド」と称したお仕事ワークショップを開催しました。バンドー青年科学館、神戸新交通、アシックス、ポートピアホテル、ランドメイドというポートアイランドにある企業に体験型の講座を実施してもらい、延べ52名の小学生が参加しました。学生は企業研究から始まり、企業の担当の方々や保護者とのやり取り、小学生とのコーディネートなどを行いました。 いずれも神戸市が「住み続けられるまち」につながるチャレンジとなりました。